スタートアップの成長にともなう経理・管理体制の強化を実現  ~税理士丸投げからの業務改革ストーリー~

CO-NECT株式会社

業種
BtoB受発注システム「CO-NECT」等の提供
従業員数
15名

スタートアップの成長にともなう経理・管理体制の強化を実現 ~税理士丸投げからの業務改革ストーリー~

今回お話を伺ったのは、BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営するCO-NECT株式会社。電話やFAXなどアナログで行われることが多い受発注業務をシステム上で完結できるようにし、業務時間とミスを削減。DXを推進するサービスとして注目を集め、ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020の「ニュービジネスモデル賞」を受賞。2020〜21年にはベンチャーキャピタルなどから資⾦調達を実施した。

会社として成長著しい同社だが、経理人材不足のために税理士事務所に経理業務を任せており、社内で資金の流れを十分に把握できていないという問題を抱えていた。そこで2021年10月にメリービズ『バーチャル経理アシスタント』と会計ソフト『freee会計』を導入、経理業務の内製化を実現した。

社内の経理文化を大きく変えることになり、導入過程では問題も生じたという。コーポレートグループマネージャーの山本恭生氏に、バーチャル経理アシスタントを選んだ理由や導入時の苦労、導入効果などをお聞きした。

経営状況の把握が急務。『バーチャル経理アシスタント』と『freee会計』導入で一気に業務改革


CO-NECT株式会社 コーポレートグループマネージャー 山本恭生氏

──『バーチャル経理アシスタント』の導入前、御社の経理部門はどのような課題を抱えていたのでしょうか。

山本:当時、まだ社内に経理人材がいなかったために経理業務は代表の田口が行っていました。ところが、当時は田口自身に十分な経理知識がなかったために、実際にはほぼすべての経理業務を顧問税理士に丸投げしている状態だったそうです。

──ベンチャー企業では、経理専門の人材を雇う余裕がなく、代表が経理を兼務するケースも珍しくありません。今回、その状況を打開されたのにはどのような背景があったのでしょうか。

山本:「自社でタイムリーな経営状況を把握する」「管理会計の構築を進める」という目的達成のため、税理士への依頼をやめて、会計業務を内製化することにしたのです。

──内製化にあたり、『バーチャル経理アシスタント』をお選びいただいた理由を教えてください。

山本:当社では社内に経理人材がいないことから、アウトソーシングサービスの活用は必須でした。すでにオンライン秘書は利用していたのですが、経理は経理専門のサービスを活用したいと考え、複数のサービスを比較検討したところ、『バーチャル経理アシスタント』は弊社のようなベンチャー企業で多数導入されているという実績があったことが決め手となり、契約に至りました。

──会計ソフトについても『バーチャル経理アシスタント』と同時に『freee会計』を導入されていますね。

山本:はい。メリービズの担当者が弊社からのヒアリングをもとに、一番マッチする会計ソフトとして『freee会計』を提案してくれたようです。詳細な資料を作成して丁寧に説明していただき、納得ができたため、『バーチャル経理アシスタント』と併せて導入しています。

「間違った会計処理が正されない」という、ベンチャーや中小企業の経理特有の問題。やり方を見直し正確な経理に

──社内に経理人材がいない中、導入を進めていくのは大変だったのではないでしょうか。

山本:そこは『バーチャル経理アシスタント』にかなり頼りました。まずは、会計データを『freee会計』に移し替える作業のうち、税理士がやり残していた部分をすべてお任せしました。また、これまで税理士が行っていた業務の進め方を覚えてもらい、『バーチャル経理アシスタント』で同じ業務を同じクオリティでできるように体制を整えていただきました。大幅に何かを改善してもらうというより、まずは業務を再現してもらうことを重視した格好です。

──アナログだった部分を『freee会計』上での管理に置き換えていったのですね。山本様は経理を含むバックオフィス全体を統括する人材として2021年の4月に入社されています。ちょうどオンボーディングの後半にあたりますが、導入はスムーズに進んでいましたか。

山本:一つ、大きな問題がありました。会計処理の方法です。一般的に会社の会計処理に間違いがあったとしても、それを外部から指摘されることはまずありません。税務署も提出された決算書などの書類を細かく、仕訳一つ一つまで調べることはしないのです。そのため、処理を間違えていること自体に気づかないケースはよくあります。経理担当者が一人しかいなければ、何十年もミスが続いているということもあるでしょう。これはベンチャーや中小企業の経理特有の問題ともいえるでしょうね。

──処理にミスがあったとしても、誰もそれを指摘しなければ永遠にそのままになってしまいますね。

山本:はい。弊社の場合も私がチェックしたところ、ミスが見つかりました。私が入社したのが4月だったのですが、弊社の決算は5月。決算までに対応を完了しておきたかったため、すぐにメリービズにミスの修正に伴う会計処理の変更を連絡しました。その後、オンボーディング期間を少し延ばしてもらい、見直しを進めました。

日々の仕訳、人の気持ちのマネジメントから解放。生まれたリソースでほかの業務に着手

──山本様から見て、メリービズの対応はいかがでしょうか。

山本:以前、給与の仕訳における労働保険料の扱いに関してメリービズの担当者に相談をした際、担当者の方は「正解は一つではなく、いろいろなやり方がある」と、資料を使って対応方法を細かく説明してくれました。難しい分野ながらきちんと理解されていたその対応を見て、メリービズさんなら信頼できると思いました。

正直なところ、弊社の業務量であればアウトソーシングしなくてもやろうと思えばすべて社内で処理できます。ですが、クオリティの面でも安心できたため、そのままお任せすることにしました。

──ありがとうございます。本格導入が完了したことで経理業務ではどのようなメリットがありましたか。

山本:一番大きかったのは、日々の仕訳から解放されたことです。経理業務をしていると仕訳、記帳、振込データの作成など、やらなければいけないことが一日中頭の片隅にあるため、思考の負担になっていました。『バーチャル経理アシスタント』を導入したことでそれが無くなり、やるべきほかの業務に集中できるようになりました。

──脳内のリソースが空き、ほかの業務にも手が回るようになったのですね。人ぐりの面ではいかがでしょうか。

山本:経理は一つの月の中でも繁閑の差が激しいという特徴があります。新たな人材を採用した場合、月初など忙しいタイミングは人手が増えて助かりますが、閑散期は逆に仕事を探して回さなければいけません。かといって短時間勤務で雇えば、その人の収入が少なくなります。経理人材の直接雇用には独特の難しさがあるのです。

また、経理は単純作業も多いため、特に正社員の場合はキャリアアップや仕事へのモチベーション維持など、気持ちのマネジメントが課題です。『バーチャル経理アシスタント』を活用することで、これらをフォローする必要がなくなったことも大きな導入効果ですね。

──今後はどのように業務改善を進めていく予定ですか。

山本:『バーチャル経理アシスタント』の導入により業務に少し余裕ができたため、次の施策として、月締めの営業日の前倒しを考えています。ただ、いろいろと壁はありそうなので、精査しながら業務プロセスの改善を進めていきたいと思います。

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