弥生会計×メリービズ共催セミナー「バックオフィスで奮闘する 一人経理のリアルとは?」

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「一人経理」とは読んで字のごとく、経理業務のすべてを一人で進めている方のこと。中小企業やスタートアップ企業などでは、経理担当者が一人だけというケースが珍しくなく、一人経理ならではの悩みやリスクを抱えています。

そこで、2021年9月17日、メリービズ株式会社と弥生株式会社は、「バックオフィスで奮闘する一人経理のリアルとは?」をテーマとしたオンラインセミナーを共同開催しました。

一人経理の皆さんがどんな悩みを抱えているのか、また、それらを解決するために具体的に何をすべきかについてお話ししました。

開催背景

22年連続売上実績No.1を誇る弥生

今回メリービズとセミナーを共催した弥生は、“日本の中小企業、個人事業主、起業家の事業を支える社会的基盤(インフラ)として、日本の発展に能動的に貢献します”をミッションに掲げています。 <br>
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同社は中小企業・個人事業主・起業家の事業を支えるサービスを提供しており、経理・会計ソフトをはじめとした製品のほか、起業や資金調達をサポートするサービスなども展開。
なかでも、デスクトップ会計ソフト『弥生 22 シリーズ』は22年連続売上実績No.1*¹ 、クラウド会計ソフト『弥生 オンライン』もクラウド会計利用シェアNo.1*² の実績を上げるなど、安定した評価を得ています。
数ある弥生シリーズの中で、今回の共催セミナーで紹介した『弥生会計 オンライン』は、中小企業やスタートアップ企業、起業・開業したばかりの方に向けた会計ソフト。まさに、今回のテーマである「一人経理」の業務を効率化する上で最適なツールといえます。

一人経理の課題解決に役立つ成功事例を紹介

一方の、私たちメリービズは、経理業務のオンラインアウトソーシングサービス『バーチャル経理アシスタント』を提供しています。全国各地に1,000名以上のプロ経理スタッフ*3を抱え、「高い専門スキルをもった人材による経理業務代行」「多業種での業務代行ノウハウを活かした高品質なサービス提供」の面から経理業務をサポートしています。

メリービズのサービスを活用いただいている企業さまの中でも、一人経理ならではの悩みやリスクを抱えているケースは多いです。そのような企業さま一社一社とじっくり向き合う中で、課題解決へと導く弊社独自のノウハウや知見が蓄積されつつあります。

そこで、一人経理の方にも多く利用されているサービスを提供する弥生とメリービズが、それぞれの強みを活かしたセミナーを開催することで、より多くの同じ悩みを抱える方を救えるのではないか……との期待から、本セミナーの共同開催に至りました。

メリービズからはコンサルタントの長谷 龍一が、弥生からは呉屋 大志氏が登壇し、一人経理の方に向けて「あるある課題とその解決方法」、課題解決に適したツールとして『弥生会計 オンライン』について紹介しました。本レポートでは、当日の講演内容を一部ご紹介します。

メリービズ講演パート
「一人経理脱却のカギは“もう一人”増やすこと」

長谷:一人経理とは、経理やバックオフィス業務全般、従業員からの相談窓口など、多岐に渡るさまざまな業務を一人で方針決定し、業務遂行している方のことを指します。いわば、会社の屋台骨。それゆえに悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。

具体的な悩みとして「とにかくカバー範囲が広い」「相談相手がいない」「ミスに気づきづらい」「自分の換えが効かない」「どの仕事も緊急度が高い」「月次決算が締まらない」「定型業務を回すのに精一杯」「経理という職業柄、褒められにくい」などが挙げられます。

一人経理を脱するのに一番大事なことは、一人経理に「もう一人」追加すること。「他に人がいないから一人経理なのに」と思われる方もいますが、擬似的にでも「もう一人」をイメージすることが大事です。
そのために具体的にすべきことは以下5点。

①見える化
②デジタル化(脱紙・脱ハンコ)
③マニュアル化&業務フローの明確化
④SaaS/ITツール活用
⑤リソース捻出

この5項目の中でもより重要な「リソース捻出」をするために大事なポイントは「①辞める ②減らす ③続ける ④改善する ⑤増やす ⑥始める」のフレームワークを実行することです。
このフレームワークを実行すると、あたかも「もう一人」いるかのような余裕が生まれてきます。

※参考資料:バックオフィスで奮闘する「一人経理」のリアルとは? | バーチャル経理アシスタント

それでも難しい場合は、「もう一人」としてツールやアウトソーシングの活用を検討いただければと思います。ツールとアウトソーシングをうまく活用することで、一人経理の業務効率化はよりスムーズに進みます。

一人経理のアウトソーシング導入事例についてご興味のある方は、NKC ASIA社の成功事例をぜひご覧ください。同社は、業務内容のマニュアル化、リソース捻出、作業コストの見える化を進めたことにより、「業務量の減少」「イレギュラー案件への対応」「客観的な業務量の見える化」の実現に成功されています。

弥生会計講演パート
「『弥生会計 オンライン』で一人経理の業務効率化をサポート」

呉屋:一人経理の大変さや悩みを弥生会計がどのように解決できるか、今回はシンプルな機能とデザインで初心者にも分かりやすいクラウド会計ソフト『弥生会計 オンライン』の紹介を通してお伝えしていきます。

法人の会計業務の3ステップ「取引入力」「集計」「決算」の悩みを解決するために、シンプルに使いやすくまとまっているのが『弥生会計 オンライン』です。

具体的な特徴としては、「シンプルなデザインの取引入力画面」「自動取込・自動仕訳で入力を効率化」「スマートフォンアプリによる効率化」「会計事務所との連携がスムーズ」などです。

このほか、何か分からないことがあった時に頼れるコンテンツも充実しています。豊富なQ&Aの閲覧や、キーワード検索も可能です。一人経理の悩みとして「相談相手がいない」という声が上がっていましたが、弥生会計では業務相談をお受けできるプランもあります。もちろん、メリービズのバーチャル経理アシスタントに頼っていただくのも良いかと思います。

プランは「無料体験プラン」「セルフプラン」「ベーシックプラン」の3つを用意。まずは、初年度0円のセルフプランでお試しいただくことをおすすめします。

このほか、経理・会計業務に役立つ情報を「スモビバ」や「弥生YouTube」で配信していますので、そちらもぜひご覧ください。

ーー質疑応答では「競合他社と比較して、弥生会計が長けている特徴を教えてください」との質問がありました。

呉屋: コスト面での優位性です。1年間無料で使っていただけるサービスは他社にはないと思います。次に、サポート力です。業界最大規模のカスタマーセンターを持っていること。また、22年連続で国内シェアトップを誇る実績から、さまざまなニーズにお応えできるノウハウがあります。

優れた「ツール」(=弥生)を、専門知識と豊富な経験をもった「プロ経理スタッフ」(=メリービズ)が運用することで、その効果を最大限に引き出し、一人経理の方の業務改善を強力に推進できます。
一人経理の現場では困難な場面もありますが、弥生とメリービズはこういったイベントを通して積極的に情報発信を行い、サービスの提供を通して一人経理、ひいては日本のバックオフィスを支えていきたいと考えています。

*1 全国主要家電量販店・パソコン専門店・ネットショップ2,717店のPOS実売統計で、弥生は2020年の年間最多販売ベンダーとして最優秀賞を獲得。(業務ソフト部門:22年連続受賞、申告ソフト部門:17年連続受賞)-株式会社BCN調べ
*2 「クラウド会計ソフトの利用状況調査」(2021年4月)-MM総研調べ
*3 2021年08月時点

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