2021.09.28.

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  • 2021.09.28.

    【イベントレポート】ラクス社×メリービズ共催セミナー『テレワーク時代の経理最適化とは?』

    テレワーク時代の経理最適化とは?――メリービズ×ラクス共催セミナー


    コロナ禍による在宅対応や電子帳簿保存法の改正を発端とし、ペーパーレス(電子化)&脱ハンコなど、DXに取り組む企業が急増しています。しかし、実際には社内での紙をベースとした業務は依然として多く、社員が出社を余儀なくされるというケースも珍しくありません。

    そうした現状を受けて、2021年7月20日、メリービズ株式会社と株式会社ラクスは「経理DXのポイント解説×テレワーク時代の経理最適化とは?」をテーマとしたオンラインセミナーを共同開催しました。

    開催背景

    クラウド型経費精算システムのリーディングカンパニーであるラクス

    今回メリービズとセミナーを共催したラクスは、国内市場で累計導入社数6年連続NO.1*¹ を誇る経費精算システム『楽楽精算』をはじめとして、業務効率化を実現するさまざまなクラウドサービスを提供しています。 <br>
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    労働人口が減少し続ける日本では、限られた人材で生産性を高めていくことが求められています。
    それは経理部門においても同様で、ある調査レポート*² によると経理・財務担当者の7割が「今、経理財務部門に変化が求められていると感じる」と回答。その中には、業務のオンライン化を通じた生産性の向上を説く声が数多く挙がっています。
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    そうした社会情勢から、これまでラクスは延べ70,000社を超える顧客へ、『楽楽精算』や『楽楽明細』など自社開発したクラウドサービスを提供してきました。企業の業務改善に大きく貢献し、累計導入社数*¹ 、顧客満足度*³ の両観点でもランキングNo.1を獲得するなど、バックオフィス向けサービスにおけるリーディングカンパニーとして評価されています。

     

    “一歩先の経理部”を実現するには?

    一方で、経理業務のアウトソーシングサービス『バーチャル経理アシスタント』を提供するメリービズは、全国各地に900名*⁴ のプロ経理スタッフを抱え、「高い専門スキルをもった人材による経理業務代行」「多業種での業務代行ノウハウを活かした高品質なサービス提供」の面から業務改善をサポートしています。

    多岐にわたる経理業務において、ラクスとメリービズはそれぞれの強みを活かし、これまでもさまざまな事業協業を行ってきました。優れた「ツール」を、専門知識と豊富な経験をもった「プロ経理スタッフ」が運用することで、その効果を最大限引き出し、バックオフィスの業務改善を強力に推進することができるためです。

    今回のセミナーも、ラクスとメリービズ、両社の想いが一致したことから企画検討が始まりました。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、企業のバックオフィス部門は、業務のスマート化やコア業務の見極め、DXの推進など、さまざまな変革が必要とされています。経理部門も例外ではなく、ニューノーマルな“一歩先の経理部“を実現するためには、何が必要なのか──。そんな問いに対して、両社だからこそお話しできるノウハウや成功事例を伝えたいとの考えから、本セミナーの共同開催に至りました。
    メリービズからはコンサルタントの長谷 龍一が、ラクスからは中森 光氏、朝日 健一朗氏、金澤 大志氏が登壇し、「経理DXのポイント」や「テレワーク時代の経理最適化」について講演しました。本レポートでは、当日の講演内容を一部ご紹介します。
    *1 株式会社アイ・ティ・アールによる市場調査レポート「ITR Market View:予算・経費・就業管理市場2020」内SaaS型経費精算市場の累計導入社数ランキング
    *2 株式会社インフォマート調べ 「経理・財務の業務内容について経理パーソン&管理職1725人に調査!」
    *3 日経クロステック/日経コンピュータによるIT関連製品・サービスについての調査レポート「顧客満足度調査 2021-2022」内経費精算ソフト/サービスの顧客満足度ランキング
    *4 2021年7月セミナー開催当時

    メリービズ講演パート

    重要なのはツールとアウトソーシングの掛け合わせ

    長谷からは「コア業務への集中」をテーマに、経理業務の全体像や、コア業務に集中するための具体策をお話ししました。
    長谷:
    経理業務は、大きくは「コア業務」と「ノンコア業務」に分かれます。
    コア業務とは「利益に直接影響する業務」。一方のノンコア業務は「コア業務を支える仕事」と位置付けられ、「ルーティン」や「確実性」といったスキルが必要となります。
    経理担当者の業務は、ノンコア業務が占める割合が大きいのが実情です。しかし、理想的な経理を目指すためには、コア業務をもっと広げていかなければいけません。
    コア業務は企業のフェーズ・業種などによってその内容が異なりますが、ノンコア業務はどの企業でもある程度共通しています。具体的には「伝票起票/仕訳入力」や「売掛金/買掛金の管理」、「入金消込」といった業務であり、特徴として「ルーティン」業務であることや「確実性」が求められること、「専門的な知識」が必要といったポイントが挙げられます。これらは、アウトソーシングすることで解消しやすい領域と言えます。
    ノンコア業務にかける時間を減らすために、自社に合ったシステムやツールを活用しながら、ツールで解決できない部分はアウトソーシングで解決していく、ツールとアウトソーシングの掛け合わせこそ「コア業務への集中」を実現するために真に意識すべきポイントであると言えます。

    ラクス講演パート

    『楽楽シリーズ』で、バックオフィス業務を幅広くサポート

    セミナーの後半では、ラクスより「経理DXのポイント解説」とのテーマで講演を行いました。

    冒頭、中森 光氏から『楽楽精算』の活用によるペーパーレス化の事例が紹介されました。
    中森:
    コロナ禍でもテレワークが出来なかった理由として、「郵便物への対応」「紙の処理」「押印」といった理由がよく挙げられます。出社理由を減らすには、ペーパーレス化が大きな鍵となります。ラクスでは、管理職以外は完全テレワークを実現しています。これは自社サービスである『楽楽精算』を活用した成果であり、経費精算に関わる全てのステークホルダーにとってメリットを生み出すことができました。
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    次に、朝日 健一朗氏から電子請求書『楽楽販売』について、紹介がありました。
    『楽楽販売』は、経理だけでなく、販売管理、受発注管理、進捗工程管理など、会社内のさまざまな業務をデジタル化し、効率化することができるサービスです。
    朝日:
    紙やエクセルでの業務管理には、情報管理の属人化や、部門間連携の煩雑化、検索性の悪化といったデメリットがあり、これらをデジタル化して解決していくことが重要です。『楽楽販売』は社内の情報をデータベースで管理することで、必要な情報を一元管理することができます。
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    最後に、金澤 大志氏から電子請求書『楽楽明細』について、紹介がありました。
    『楽楽明細』は、請求書・支払明細・納品書・領収書などのあらゆる帳票発行の印刷・封入・発送作業をゼロにするクラウドサービスです。
    金澤:
    いまだに紙での請求書発行が残り続けるのには、「取引先からの抵抗の懸念」「どのように進めればよいかわからない」「社内理解が得られない」といった理由があります。しかし、コロナ禍によるテレワークの推進や、郵便法の改正など、電子化への移行は待ったなしの状況となりました。『楽楽明細』はシステムに不慣れな方でも操作でき、お客様にも負担をかけずに導入することができます。

     

    業務改善を実現する多様なクラウドサービスを展開するラクスと、経理アウトソーシングによってコア業務への集中を支援するメリービズは、今後もさまざまな形で協業し、日本のバックオフィス業務を支えてまいります。


    ●本件に関するお問合せ先
    メリービズ株式会社 営業企画部
    TEL : 03-6880-9674(平⽇ 10:00〜17:00)
    E-Mail: sales@merrybiz.jp

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