FLコスト?飲食店の重要な経営指標を正しく理解するには?

飲食店でよく聞く「FLコスト」、「FLコスト比率」。はじめての飲食店の方には馴染みが無い言葉かもしれません。もっと利益を出したい方に理解頂くととても強いです。解説します。

FLコストとは?FLコスト比率?

food business photo

飲食店・外食産業では

「原材料費」
「人件費」

の2つが大きな割合を占める費用となります。

・原材料費を「food costs」[フードコスト]=FC

・人件費を「labor costs」[レイバーコスト]=LC

この2つをあわせてFLコストとよびます。 プライムコストとも呼びます。

飲食店経営者や店長などはこの2つのコストの管理を行って適切な利益を得られるように努力します。

FLコストを売上で割ったものをFLコスト比率と呼びます。一般的にはこのFLコスト比率を、60%以下にすることが重要だといわれています。

FLコスト比率は60%以下が基準?

飲食店の収益構造をごくごく簡単にあらわすと概ね以下のとおりになっています。もちろん、これはお店や業態によって異なるため、ご参考程度でご覧ください。

・売上高    100%
・原価      30%
・人件費     30%
・その他経費   12%
・固定費     20%
・利益       8%

その他の経費(水道光熱費、消耗品費、販促費、修繕費等)や固定費 (地代家賃、減価償却費、リース料等)も売上比ではあまり変動せず、ほぼ同様の数値となるため、必然的にFLコスト合計も60%以下にしないと利益がなかなか残らないという計算になります。

では、具体的にはどのようにしてFLコスト比率を下げるかについて書きます。

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工藤博樹

カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。 ‘00 東京工業大学修士課程修了 ’00-08日本IBM グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。’08 INSEAD MBA取得。欧州経営戦略事務所にて金融、製薬、製造業の大手企業向けに経営戦略をコンサルティング。'10年Locondo.jp立ち上げ。’11年スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンス担当を務めた後 '12年2月にリブ株式会社で経理サービスを開始。