Fintech Japan 2017無事に開催できました

金融庁・日本経済新聞・Fintech協会の共催、FINSUMの最終日、Fintech Japan 2017が開催されました。小池東京都知事、上場直前のマネーフォワードの辻氏、メルカリの小泉氏、メタップスの佐藤氏、バンクの光本氏をはじめ、海外・国内のFintech業界およびFintech業界外からも様々な方にきて頂きました。「Normalization」の時期に入ってきているFintechについて考えてみます。

Fintech Japan 2017、2018年はFintechは「日常」になっていく

Fintech Japan 2017の様子

昨年12月に開催したのFintech Japan 2016に続き、2回目となったFintech Japan。

今年も、イギリス、香港、オーストラリア、ルクセンブルクから政府関係者も参加するのに加え、中国、インド、米国、シンガポールからもスピーカーにきて頂き、とても国際色豊かなイベントになりました。

冒頭、一緒に理事をやっているナタリー氏と、今後のFintechの動きを予測する話しをさせて頂きました。

Fintech Japan 2017 Normalization

Fintechは今後は「normalization」を迎えるという予測です。「一般化」していくということですが、「日常化」していくとも個人的に考えています。

小池東京都知事が話す「国際金融都市」東京とは

Fintech Japan 小池東京都知事

当選から東京を「国際金融都市」「金融ハブ」にしていくことを掲げている小池東京都知事のスピーチがありました。

東京の魅力について「人、モノ、カネが集積しているうえ緑も充実している。最新のテクノロジーと融合している都市だ」とお話されました。

そのなかでアジア・ナンバーワンの国際金融都市の実現に向けては、東京版フィンテックセンターやアクセラレータプログラムによる金融事業の育成や、金融ワンストップ支援サービスなどを用意するとのこと。金融業の割合が1割を超える英国に対して5%にすぎない日本が倍増させれば「GDPは30兆円も押し上げることができる」と話されていました。

 

Fintechが「日常化」していくとは?

メルカリの小泉氏、メタップスの佐藤氏、バンクの光本氏、インフキュリオンの丸山氏

金融機関を中心に考えられかもしれないFintechですが、一般の方が利用していかないと広がらないです。

最後のパネルディスカッション「Breaking Barriers: Building the next round of Japanese unicorns」が、スピーカーではメルカリの小泉氏、メタップスの佐藤氏、バンクの光本氏、モデレーターはFintech協会代表理事/インフキュリオンの丸山氏で行われました。別に「Fintechサービス」をつくろうとかではなく、解決したい課題を解決しているのが結果として「Fintech」に関係があったということをお話されていました。

サービスのつくり手が「ユーザー」がどんな課題をもっているかを考えていく「ユーザー視点」でサービスをつくり、いかにユーザーの面倒を減らすか(フリックションレス)が進むことでFintechサービスにおいても進み、他業種からの影響が増えてくると考えています。

最近はQRコードでの決済、Apple Pay等、決済手段が進化・多様化しています。また「割り勘」アプリのKyashAnyPayもでてきています。

ユーザーが空気のようにあまり意識しないで利用できるようになることがFintechの本当の姿かもしれません。

(写真はFintech協会より。撮影は Michael Holmes氏)

 

送るだけで経理が終わる「MerryBiz」紹介動画

工藤博樹

カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。 ‘00 東京工業大学修士課程修了 ’00-08日本IBM グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。’08 INSEAD MBA取得。欧州経営戦略事務所にて金融、製薬、製造業の大手企業向けに経営戦略をコンサルティング。'10年Locondo.jp立ち上げ。’11年スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンス担当を務めた後 '12年2月にリブ株式会社で経理サービスを開始。