会計事務所博覧会2017、Fintech、クラウド、AI、電子政府「エストニア」

会計事務所博覧会2017で、Fintech協会の数名と一緒にパネルディスカッションをしてきました。Fintech、クラウド、AI、電子政府「エストニア」と多くのトピックが盛りだくさんの博覧会でした。その内容について書き、また今後の会計・税務業界がどのように変化するかについて予想してみました。

会計事務所博覧会2017、Fintechセミナー「FinTech(フィンテック)革命がもたらす会計業界への影響」

Fintech AI 会計事務所博覧会会計事務所博覧会では、多くのセミナーの中で1番人気だったのが、わたしたちがお話させて頂いた「FinTech(フィンテック)革命がもたらす会計業界への影響」でした。

雨にも関わらず、多くの方にお集まり頂きました。ありがとうございます!

Fintech(フィンテック)とは?

FintechはFinance(金融)+Technology(技術、ただこの場合は主にITを差す)の造語です。

Fintechと一言にいっても、会計、決済、保険、融資、預金、投資、資金調達、金融教育、等多岐に渡ります。1番よく耳にするかもしれない「ビットコイン(bitcoin)」もFintechのほんの一部でしか無いのです。

それ以外にも要素技術としての認証技術、暗号化技術、など、また最近はRegtechと言われている「法令」や「行政手続き」に関するもの、金融機関内の業務改善として期待されるAI(人工知能)やRPA( 「ロボティック・プロセス・オートメーション」(Robotic Process Automation))、など一般ではなかなか触れることがないものもあります。

セミナーではFintechについてざっと15分程度でご紹介しました。

その中で特に注目なのが、「API」です。APIはApplication Programming Interfaceの略で、いろんなシステムに接続する「窓口」のようなものを用意します。APIにより、いろんな金融サービスそして皆さんの身近なものが繋がるかもしれません。

例えば、LINEだとLINE Payを通してお友達にお金を送ることができます。

身近なオンラインショップでのお買い物も、実は「決済」をしています。最近は「金融以外」からの金融サービス提供というのも増えております。OrigamiやOmiseとかはその分かりやすい例かもしれません。

もう一つは「インフラの刷新」です。

金融庁もインフラの見直しをしはじめています。今まで銀行同士を繋ぐ「全銀システム」の制約で限られた情報しか渡すことができなかったのが、XML化されるともっと詳細がわかるのです。通帳に読みにくい半角カタカナの印刷もしっかりと企業名や名目等が記載される日がくるかもしれません。

最後には、「利用者に寄り添ったサービス」です。

とても手続きが面倒だった海外送金が、スマホから簡単に送れるようになるかもしれません。

利用者に不便を強いていた「古い」金融が、新しいベンチャー・スタートアップの影響でどんどん新しくなっていくと良いですね。

つづいて、このFintechが会計・税理士業界への影響について書きます。

送るだけで経理が終わる「MerryBiz」紹介動画

工藤博樹

カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。 ‘00 東京工業大学修士課程修了 ’00-08日本IBM グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。’08 INSEAD MBA取得。欧州経営戦略事務所にて金融、製薬、製造業の大手企業向けに経営戦略をコンサルティング。'10年Locondo.jp立ち上げ。’11年スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンス担当を務めた後 '12年2月にリブ株式会社で経理サービスを開始。