【企業インタビュー】シュアールグループ 大木洵人さん:「手話ビジネス」で手話環境改善

シュアールグループ 大木洵人さん:「手話ビジネス」で手話環境改善

 

学生団体+NPO+株式会社のマネジメント

今日はシュアールグループの新しい川崎オフィスにお邪魔しています。お忙しいなかで、インタビューありがとうございます。
シュアールグループはいくつかの団体がありますが、全体をマネージするのにどのような難しさがありますか?

シュアールグループは、学生団体、NPO、株式会社と3つの団体があります。

それぞれの団体は目的が違うためにそれぞれに役割をもっています。

 学生団体は主に啓蒙活動に注力しています。

NPOは主に寄付で成り立っており、より社会に影響を与えられることに注力しております。

株式会社は手話を事業化することを目指しています。

難しさとしては、いろんな働き方があるため線引きが難しいです。例えば有償なインターンとアルバイト。これはどのような役割を担っているか、ということで分けるようにしています。

「キャプテン」という役割

3つの団体をマネージする時に自分を特に「経営者」として考えていません。

自分を「キャプテン」として考えています。

それはスタイルとして

  1. 1.フィールド(現場)にいる
  2. 2.情報データを共有し、スタッフを育てていく
  3. 3.現場にどんどん権限を渡し、任せていく
聴覚障害者のために何が出来るかという共通した目的をもって、チームを作り上げています。

シュアールの得意技

他にも手話の普及や、聴覚障害者をサポートするNPOは他にもあると思います。シュアールの特異な点はなんでしょう?

シュアールはいわゆる手話界の方が今までいかなかったところにも行き、手話の啓蒙をしています。

例えば、省庁であれば今までは厚生労働省にしかいくことがなかったのが、シュアールは経済産業省と話しています。

 

一番の特徴的な出来事としては、TED x Tokyoで登壇したことです。8分間英語で手話について話した人は今までに誰もいなかったと思います。

8分間、手話ことだけについて考えてもらう機会を設けたことはとても大きな成果だと思っています。

英語という武器を活かし、世界経済フォーラム等でも活動しています。

また、テルテルコンシェルジュという、iPad/iPhone/iPod Touch上で遠隔地手話通訳を提供するサービスを展開しています。

シュアールの今後について

手話がもっと一般化するためにはまだまだ道のりがあります。

先ほどお話しました、テルテルコンシェルジュはまだまだ300台しか導入されていません。社会インフラとしてはまだ小さい数です。

聴覚障害者の行動範囲が広がるように今後も活動を続けていきます。

「手話がない」から「手話がある」世の中にしていきたいです。

あとがき

聴覚の問題だけで、一般的な生活が出来ないのはとても残念な世の中です。

多くの聴覚障害者は、健常者と同じ、またはそれ以上の知性を要しておるため、生活の幅も、仕事の幅もシュアールの活動を通して広がるといいですね。

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