【働き方の教科書その2】エンジニアの働きやすさを追求するFULLER株式会社

【働き方の教科書その2】エンジニアの働きやすさを追求するFULLER株式会社

本日は、面白い仕組みや、自由な働き方を実践している企業をインタビューする「働き方の教科書」の第二弾を掲載したいと思います。

今回は、ブレークスルーキャンプ2011で入賞したメンバーを中心に設立されたFULLER株式会社をご訪問させて頂きました。

つくば駅から車で10分ほどのところにある閑静な住宅街の一軒家を拠点に、気になるツイートを抽出してくれるTwitter用アプリ「Pittaa」などをはじめ、現在は「おじさん」をメインキャラにしたタスクマネージャー「ぼく、スマホ」を開発しています。

FULLER社の働き方や、働く上で大切にしている理念に関して、マーケティングマネージャーの小俣剛貴氏にお話を伺いました。

■環境に関して

—そもそも、なぜつくばに拠点を構えることにしたのか?

東京近辺を拠点にしてしまうと、ランニングコストが非常に高くなってしまいます。
また、エンジニアであれば、PCとネットがあればどこでも働くことができるため、東京に拠点を持つ必要がなく、その分エンジニアが働きやすくするための投資に回せるため、つくばに拠点を構えることにしました。

—筑波の環境はいかがでしょうか?

不便に感じることはありません。
食料品なども、駅前で安く購入できます。運動不足解消のために、運動場を借りることもあるのですが、そこも1時間400円程度で安く借りることができます。トータルの生活費は、東京にいるよりもずっと安く済んでいます。

アクセス面に関しても、つくばエクスプレスで東京まで40分ほどですし、電車の中にLANが走っているので、仕事しながら東京に行けます。

■働き方に関して

—仕事を効率化する上で、どのような仕組みを取り入れていますか?

トヨタのカンバン方式を応用して、タスクの進捗具合を掲示板にして毎朝確認するなどして、働き方の最適化を模索しています。
また、開発の工数を話し合う際には、プランニングポーカーを使って、メンバー全員で意見を出し合って意思決定をしています。

—その他に、働く上でおもしろい取り組みはありますか?

プロダクトの開発のみに注力しているとクリエイティビティが枯渇するので、事業に関係のない取り組みを積極的に進めています。
この間開催された花テックでは、Kinectで動くミニ四駆を出展しましたし、社内用のタスク管理ツールを作ってみたりしています。ビジネスに関係ないことをすることで、企業との繋がりができたりもしますし、今後もこうした取り組みを進めていき、エンジニアのクリエイティビティを損なわないようにしていきます。

また、メンバーの個性を知るために、ライトニングトークをして、知識を共有しています。

話題は様々で、COOの永井はFXの必勝法をプレゼンしましたし、他にAndroidのセキュリティについて熱く語るメンバーもいますし、デザインについてプレゼンするメンバーもいます。

その他には、近くの銭湯でミーティングをしたりしています。
疲れも取れますし、リラックスもできるので本音が話しやすくなります。
社長は、いつかオフィスに銭湯を設置したいみたいです(笑)

—理想の働き方というのはありますか?

PCとネットがあれば、エンジニアならどこでも仕事ができるようにしたいですね。
今話を進めていることの一つとして、地方のNPOと協力して、古民家を利用したサテライトオフィスを作る計画を進めています。
徳島県の神山町は、町全体にwifiが走っていますし、スカイプなどがあれば十分働ける環境が整っていると思います。

こうした取り組みが活性化していけば、地方の人材流出を防ぐことにも繋がると思いますし、私たちの理想の働き方も実現できると考えています。

■ツールに関して

—仕事をする上で、おススメのツールなどはありますか?

今はもっぱらGoogle AppsやSkypeなどを使用しています。
他には、To do管理ツールとして、asanaを使っています。今までTo do管理のツールはいろいろ試しましたが、これが一番分かりやすくて楽ですね。

今は、この3つのツールをワンストップで使える社内用のツールを開発中です。

■編集後記

筆者はお昼もご一緒しましたが、社長がメンバーの一人を主役に映画

を創ろう!と仰ったら、配給会社やどの企業と組むか、どんな話にするかなどが一気に進むなど、遊び心とビジネスセンスのバランスが非常に良い企業だと思いました。

しかし、食事後はすぐに撤収し、仕事に切り替わるなど、メンバーのビジネスに対する集中力の高さも印象的でした。(写真:渋谷修太CEO

 

 

ちなみに、食事当番は毎朝じゃんけんで決めているとのことです。

また、デザインを担当している櫻井氏にお話しをお伺いしたところ、「ぼく、スマホ」では独特なキャラクターを用い、分かりやすいようなデザインにするなど、人間的な部分を大事にしているというご意見も非常に印象的でした。

またお伺いしたい、とても楽しい企業でした。

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