どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part10

どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part10

ポール・グレアムさんのブログに11月20日に投稿された記事を翻訳しています。スタートアップにとって大事な、スタートアップのアイディアについて書いてあります。

 

 前をお読みになられていない方は、こちらも是非どうぞ!(レシピの章はPart8からはじまっています。)

 

レシピ

苦行フィルターを、そしてアンセクシーフィルターをちょっとだけ無視する良いコツは、自分が使うために誰かにつくって欲しいものは何かを尋ねることです。今すぐ何にお金を出しますか?

スタートアップは、よく潰れた会社やその業界のごみ集めをするため、潰れそうな、あるいは潰れてもおかしくない会社や業界を探し、どのような会社がその消滅から利益を得るかを想像するのも、良いコツです。例えば、ジャーナリズムは目下のところ急落していますが、ジャーナリズムからまだお金を儲ける方法があるかもしれません。どんな会社が、将来、ある軸において「これがジャーナリズムに取って代わった」と人々に言われるでしょうか?

今ではなく、将来尋ねることを想像しましょう。ある会社または産業が別のものに取って代わるとき、それは、通常、横からやってきます。ですからXの代替品を探すのではなく、後々に人々があれがXに取って代わったねと言うようなものを探します。入れ替えが起こる軸についても想像力を働かせてください。伝統的なジャーナリズムは、例えば、読み手にとっては情報を得て時間をつぶすための手段であり、書き手にとってはお金を稼ぎ、注目を集める手段であり、いくつか異なるタイプの宣伝の媒体です。どの軸上でも入れ替えは可能です(それは、すでに多くの軸上で既に始まっています)。

スタートアップが現存する市場に分け入るとき、通常、大企業が無視する、小さいが重要な市場でスタートします。大企業が小馬鹿にした態度を少し見せるような状況は良いです。その態度が大企業が間違った方向に進めることが多いからです。例えば、スティーブ・ウォズニアックがApple Iとなったコンピューターを作った際、彼は、その時の雇用者であったヒューレット・パッカードに生産するオプションを与えなければならないと感じました。幸運なことに、ヒューレット・パッカードはその申し出を断りました。その理由の一つが、テレビをモニターとして使用しているからで、HPのような最高級ハードウエア企業にとってそれは品位を貶める受け入れがたいことに思えたのです。

大企業により現在無視されている、初期のマイクロコンピューター「愛好家」のような、見た目は悪くても洗練されたユーザーグループは存在しませんか?より大きなものに狙いを定めているスタートアップは、その市場内だけでは評価されない労力を費やすことで、簡単に小さな市場をつかむことができます。

同じように、最も成功する起業は、自分より大きな波に乗るので、波を探し、波からどんな恩恵を得ることができるかについて問いかけることも良いコツでしょう。遺伝子配列解明技術や3D印刷の値打ちは、ムーアの法則による価格の下降を経験しています。私たちが2、3年の内に実現する新しい世界で新しく出来ることは何でしょうか?私たちが、無意識のうちに不可能として排除しているけど、近い将来出来ることは何でしょうか?

あとがき

いかがでしょうか?

今回はレシピ章の最後の部分です。

さて、いよいよ最終回です。

最終回 → どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part11 最終回

ポール・グレアムさんに感謝を示す上でも、下のリンクをクリックして彼のPVもあげてあげてください。是非是非、よろしくお願い致します。

元の記事  Paul Graham “How To Get Startup Ideas

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