どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part5

どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part5

ポール・グレアムさんのブログに11月20日に投稿された記事がとても面白いです。一番の原点である、スタートアップのアイディアについて書いてあります。この前をお読みになられていない方は、こちらもどうぞ。

 

 

 

学校

「起業家精神」について学ぼうとするよりも、むしろ、それ(前回のブログの最後)が、私の大学生に対するアドバイスです。「起業家精神」は、実施することで最も身につくものです。起業家として最も成功している方の例を見れば明らかです。大学で時間を使うべきは、未来に自分を少しずつ送り込むです。大学は、それを行う格好の機会です。簡単な部分の学習に時間を費やすことで、スタートアップをはじめる難しい部分である有機的な起業アイデアを思いつくことのできる種類の人間になる機会を犠牲にするのはもったいないことです。教室の中でセックスについて授業を受けるのと同じように、どうせ本当に学ぶことはないのですから。そこでせいぜい学べるのはいろんな単語だけです。

分野の衝突は、とりわけアイデアが溢れる源です。あなたがプログラミングについて多くを知っており、かつ何か他の分野について学び始めると、おそらく、あなたはソフトにより解決可能な課題に気づくでしょう。実際に、別の分野でのうれしい課題を見つける可能性は二倍になります。(a)その分野の人々は、ソフトウェアの人々と違い、ソフトを使って既に課題を解決している可能性が低く、また(b)あなたはその新しい分野にまったく無知な状態で入ってきたため、当然と考えられる現状が何かさえを知りません。

コンピューターサイエンスを専攻しており、かつスタートアップを始めたいと思うなら、起業家精神に関するクラスをとる代わりに、例えば、遺伝学のクラスをとるほうがいいでしょう。もっといいのは、バイオ企業で働くことです。コンピューターサイエンス専攻者は、通常、夏休みに、コンピューターのハードウエア会社かソフトウエア会社で働きます。しかしながら、スタートアップアイデアを得たいと思っているのであれば、関係ない分野で仕事を見つけるほうが得策です。

もしくは、余分な授業はとらず、どんどん作っちゃいましょう。MicrosoftとFacebookの両者が、1月にはじまったのは偶然ではありません。ハーバードでは、1月は試験勉強期間(だったはず)で、学生たちは授業に出る必要はなく、期末試験に向けて勉強するときとされています。

しかしながら、スタートアップとなるであろうことのつくらないといけないと思わないでください。それは早まった考えです。単につくってください。できれば他の学生たちと一緒に。未来のために自分を送り出す絶好の場として大学があるのは、何もクラスがあるからだけではないです。同じことをしようとしている人たちに囲まれているからでもあります。彼らと一緒にプロジェクトを進めれば、あなたは有機的なアイデアだけでなく、有機的な創業チームを有する有機的なアイデアを生み出すことになり、そしてそれは経験的に、ベストなコンビネーションといえます。

リサーチに注意しましょう。ある大学生が書いた何かをすべての友人が使い始めた場合、それは、優れたスタートアップアイデアである可能性は非常に高いです。博士論文ではその可能性は非常に低いです。プロジェクトがリサーチとみなされればみなされるほど、どういう訳か、スタートアップにつながる何かである可能性は低くなります。私は、リサーチとみなされるアイデアのサブセットがとても狭いため、その制約を満足するプロジェクトが、直交するユーザーの課題を解決するという制約を満足することはなさそうなことが理由だと考えています。それに対し、学生(あるいは教授)が副プロジェクトとして何かをつくったとき、彼らは、自動的にユーザーの課題解決に引き付けられ、もしかすると、リサーチという制約から解放されたエネルギーさえも加わるのかもしれません。

あとがき

いよいよ、どんな環境が良いのかについて書いていますね。

勿論、この環境にどんぴしゃな方は大喜びをし、この機会に感謝して大いに活用すると良いと思います。

しかし、学生でなく、学校にいない方でもそれに近い環境は用意できると思います。書いてあるように「 同じことをしようとしている人たちに囲まれて」いる環境に身をおくことは良いですね。

つづき → どうやってスタートアップアイデアを得るか? ポール・グレアム Part6

ポール・グレアムさんに感謝を示す上でも、是非是非、下のリンクをクリックして彼のPVもあげてあげてください。よろしくお願い致します。

元の記事  Paul Graham “How To Get Startup Ideas

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