インタビュー:ピアニスト 永田ジョージさん:大切にしていることは「やりたいこと以外は、やらないこと」

永田ジョージさん

このインタビューでは、ご活躍されている方々に、活き活きと働くためのエッセンスを伺い、世の中をもっと元気にしていきたい!という想いのもと、連載していきたいと思います!

第二回目は、ピアニストでありながら、現在はジャンルを超えた活躍をされている、永田ジョージさんにお話を伺いました。

一般企業での社会人経験やアメリカへの留学なども経験されている永田さん。
これらの経験がどのようにご自身の音楽や生き方に影響しているのでしょうか。永田さんの大切にされている価値観に触れたいと思います。

演奏中の永田ジョージさん

「生」で演奏することを優先。その場の反応をダイレクトに感じたい。

今のお仕事を教えてください。

生業はピアニストですが、広い意味でのプロデューサーです。といっても、(一般的なイメージの)アーティストのプロデュースではなく、ライブのプロデューサーです。音楽のみならず、たとえば華道の池坊と和服ライブのコラボレーションなどを企画しています。音楽ライブはありふれているので、より面白いことをやっていきたいと思っていて、こんなコラボレーションもありなんだ!というのを仕掛けていきたいです。

普通の企業の勤務経験もあるんですね。なぜまた音楽の世界に戻りたいと思ったのですか?何かきっかけがあったら教えてください。

きっかけは2011年の震災です。それまではこのまま企業で働いてもいいかなと思っていたんです。でも、ああいうことがあると、明日生きているか分からないですよね。だったら、やりたいことをやろう、面白いと思うことをやろうと思うようになったんです。そこから徐々に準備を進めて、2012年の6月に独立をしました。

以前と活動の内容は変わりましたか?

それまでは比較的普通のジャズライブをやっていました。フリーになってからは、いろいろな人と会う時間が増えていって、これまでに出会ったことがない人からコラボレーションのお誘いをいただくようになりました。そこから新しい表現の領域にチャレンジする機会が増えていったと思います。

社会人としての経験が音楽活動に活かされていると思うことはどんなことでしょうか?

2005年から2007年までカリフォルニアのUC San DiegoでMBAを取得しました。そこでは、起業や財務、マーケティングなどを一通り学ぶ中で、ネットワークを作り、人とコミュニケーションしていく過程で自己が成長していくセルフリーダーシップを実践しました。それが今の音楽活動の流れに活かされていると思います。

今後やってみたいことはなんですか?

去年までに演劇やダンスとのコラボレーションが実現しました。映像作品とのコラボレーションはまだ未挑戦ですので、今年はやってみたいですね。

永田さんが大切にしていることはなんですか?

「やりたいこと以外は、やらないこと」です。会社を辞めたからにはやりたいこと(=音楽)で生きていくわけですが、音楽の仕事もいろいろです- ライブパフォーマンス、講師、作曲、商業音楽の製作等。
その中でも私は、人前で「生」で演奏をすることを優先していきたいと思っています。その場に集まった人々と作る空気、その中でしかできない演奏をして、反応をダイレクトに感じたい。色々なオファーがありますが、自分が本当にやりたいと思う仕事だけをお受けすることにしています。

経理の事務作業は手間。外注する際は、料金とのバランスが重要ですね。

日々の事務作業で困っていることはありますか?

経理。現在は自分でやっています。ボリュームが今後増えていったら税理士さんにお願いすることになると思いますが、料金とのバランスから、メリービズのようなクラウドサービスはきっと重宝すると思います(笑)

あとは、細々した雑務やスケジューリング、ギャランティの支払いなども手間です。可能であれば外注したいですが、都度テンポラリなチームで仕事をすることが多いので、費用対効果を考えると自分でやるのが早いかなと今は思っています。

メリービズにやって欲しいことはなんですか?

PR支援など広報周りは需要があると思います。大きなイベントをやる時に、音楽系やイベント系のメディア&SNSに連動して情報を載せてくれるサービスがあると便利ですね。

イベント周りの効率化はもっとやれることがある気がしますので、もう少し規模が大きくなってきたらアウトソーシングも考えられますね。

永田ジョージ Live Event Schedule

4/11/2015 1pm-3pm

“永田ジョージ ソロピアノライブ”
ピアノ一本で表現するシンプルな世界。
下北沢のギャラリースペースでお届けします。
世田谷区代沢5-32-13 3F Seed Ship
予約 info@groovepockets.com

5/7/2015 
“California Connection featuring Allison Adams Tucker x 小沼ようすけ x 永田ジョージ x 仙道さおり”
日程 :2015年5月7日 (木)
時間 :Open 17:30 1st 19:30 2nd 21:00
会場 :渋谷JZBrat Sound of Tokyo
出演者 :Allison Adams Tucker (vo) 小沼ようすけ (gt) 永田ジョージ (pf) 仙道さおり (perc)
チャー ジ:予約 4,500円/ 当日 5,000円  2ステージ 入替えなし

カリフォルニアの空の下で繋がったアーティスト達 – アリソン・アダムス・タッカー、小沼ようすけ、永田ジョージ。一昨年のツアーで大好評だった三人に新たに仙道さおりが参加し、ウェストコーストなメロウジャズからブラジリアンまで幅広いナンバーをお届けします。

詳細はコチラから:http://jzbrat.com/liveinfo/2015/05/#20150507

永田ジョージさんの最新アルバム
Brasilian Groove feat. Mina Yamano” 2014年2月リリース

~安定のボサノバDuoに若手シンガーを加えて~ ブラジリアン、ジャズ、洋楽から邦楽まで独自のセンスで切り取る、ピアノ・永田ジョージ & ギター・露木達也のduo”Brasilian Groove”が、若手ながらも要注目ボーカルの山野ミナをフィーチャーして、より幅広い世界感を収録。三人のブラジリアンに対する想いと、それぞれの魅力がおさまったこの一枚。

詳細はコチラから:http://www.groovepockets.com/#!discography/cjxv

永田ジョージ / George Nagata (piano) プロフィール

1976年フロリダ州で生まれ、日本・英国・米国の三カ国で過ごし18歳で帰国。クラシックピアノを7歳から始め、大学からジャズピアニストとしての演奏活動を開始。卒業後は外資系IT企業で務めながらライブを継続。数多くのミュージシャンに影響を受け、敬愛するオスカー・ピーターソンおよびベニー・グリーンに倣い、心地よいグルーヴ感とリリカルなフレージングをモットーとするようになる。
2005年、米国カリフォルニア州サンディエゴに2年間留学し、現地で唯一の日本人ピアニストとして活躍。真っ青な青空の下、澄み渡る海でのサーフィンを通じて、音を自然のエネルギーとして感じるようになる。 

2007年、日本に帰国し東京での演奏活動を再開。自身のパフォーマンス・プロジェクト”Groove Pockets”を活動の核として、ジャズ、ボサノバ、ポップス、ライブペイントと多ジャンルに渡るアーティストとのパフォーマンスを重ねる。 2012年6月に独立し、音楽専業となる。
2012年8月 1st Album “Brasilian Groove” (露木達也・永田ジョージ)をリリース。
同年10月 2nd Album “1st Encounter” (伊藤大輔・鈴木直人・永田ジョージ)をリリース。
2014年2月 3rd Album ”Brasilian Groove Featuring Mina Yamano” (露木達也・山野ミナ・永田ジョージ)をリリース。 波乗りから得るインスピレーションで進化を続け、自然なエネルギーの心地よさをライブに取り入れ、ジャンルを超えての活躍が期待される。

セッション中の永田ジョージさん

送るだけで経理が終わる「MerryBiz」紹介動画