Sunk cost: 費用や機会は回収出来ない!?

By: FromSandToGlass

あの子のためにライブのチケットを苦労して買ったのに…. 結局ドタキャン。

高かったから、このまま行かないというのは勿体ないなぁ。

誰かいける人を探そう。それかチケットを買ってくれる人を探そう。

こんな経験ありませんか??

なぜコストを回収しようとするのか?

「勿体ない!」

「回収出来るのでは?」

という2つの心理が、既に過去のものになった「経費」を回収しようとします。

これは恋愛だけでなく、ビジネスでも同じです。

全く芽が出ないビジネスに対して

「もう少し待てば…. 」「あとちょっと営業を頑張れば」

とズルズルお金や時間を費やしてしまいます。

Knox氏とInkster氏が1968年に発表している論文では、競馬のレースに既に2ドル払ったグループと、払う前のグループに自分が賭ける馬が勝つ確率を7段階で評価してもらっています。

結果、賭けた前のグループが平均3.48だったのに対して、賭けた後のグループの平均は4.81でした。

つまり、自分がお金を投じた対象には人間は「過剰な期待」を寄せる、「過剰に自信」を持つ傾向があります。

本来考えなければいけないこと

INSEADで最初に学んだことは「Sunk cost」(既に過去になった経費。埋没費用とも)という考え方でした。

 過去に支払った経費は、現時点での判断に影響を与えてはいけないのです。

しかし、現実は人間は合理的な行動とは異なった行動を示します。

これはSunk Cost Dilemma(サンク・コスト・ジレンマ)というゲーム理論でも登場してくるテーマでもあります。

経費および投資をどのように理解するか

今あるキャッシュをどこにどれだけ使うかは、会社の経営において非常に大事な意思決定です。

この決定において、過去どれだけお金を投じたかは無関係で無ければいけません。

今まで全く利益を生まなかった事業、既存事業、はたまた新規事業のどれにお金をどれだけ費やすかを、判断時点の期待値を十分に吟味して決断しなければいけません。

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