エンピツという最強のツール:ダニエル・ピンク

エンピツという最強ツール:ダニエル・ピンク

 数年前、私はニューヨークで開かれた5日間のお絵描き教室に参加したのですが、これが私の人生を変える経験となりました。教室に参加するまで、私は、モノも見え方について全くの無知でした。しかしながら、教室が終わるまでには、いくぶんか無知ではなくなっていたのです。なぜなら、驚くべきことにモノの見方というものを学んだからです。

私がその1週間で学び、「ハイコンセプト」にも記したお絵描きの手法は、一見何ら関係性のないものを集めて新しいものを創造する力、シンフォニーの才能を身につけるのにうってつけの手法です。もしあなたも実際にペンを持ってこのテクニックを試してみたいなら、マイク・ローデのこちらの “Sketching: the Visual Thinking Power Tool.”を参考にしてみてください。(マイクは、37signalsという企業の創業者のジェイソン・フリードとデビット・ハイネマイヤーが書いたベストセラーの「小さなチーム、大きな仕事」のイラストを手がけています。)

「スケッチをすることで、考え方を変えて、様々なアイデアを素早く思いついたり、少ないリスクで別の選択肢を発見したり、同僚や顧客と建設的な議論を促進出来る余裕を得ることが出来ます」とマイクは教えてくれます。さらに大切なことに、「スケッチの上手さ自体が大切なのではなく、アイデアをつかんでそれを他の人に伝えるコミュニケーションの道具としてスケッチはとても有効な手段なのです。」とも彼は述べています。

今晩私は数時間、空港で足止めを食うことになるでしょう。しかし、メールを返したり、赤ワインを探したりしていつものように時間をつぶす代わりに、今日はスケッチをしてしばらく過ごすことにします。もしかすると、そうすることで新しい旅行の秘訣を見いだすことが出来るかもしれないのです。

もしあなたがアイデアを生むためのツールとしてお絵描きを活用しているなら、是非その体験を私に教えてください。

あとがき

今日のダニエルさんの記事はいかがでしたか?

昨日は「あなたが今日一つのダメなアイデアを思い着かなければならない理由!」、その前は「ジーニアス・アワーとは?あなたの生産性を劇的に向上させる魔法の1時間」と生産性向上についてでしたが、今回は、右脳とコミュニケーション能力についてですね。

ダニエルさんに喜びをお伝えするために、一番下にあるダニエルさんの原文も是非クリックください。

著者:ダニエル・ピンク

アル・ゴア米副大統領の首席スピーチライターを務めたことで知られる。「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」で、経済やピジネス戦略について書寄稿。
著書『ハイ・コンセプト』、『モチベーション3.0』『フリーエージェント社会の到来』

 

原文:

Pencil as Power Tool: Daniel Pink

送るだけで経理が終わる「MerryBiz」紹介動画