会計のフリーソフト(無料ソフト)で青色申告する問題点とは

フリーのソフト

フリー(無料)の会計ソフトはネット上で評判が良く、自動作成できそうなイメージが強く伝わっています。しかし、本当に誰にでも使い勝手が良いのでしょうか?そして、問題なく青色申告もできるのでしょうか?
フリーの会計ソフトはどのような人に使いやすくて、どのような規模の、どのような会計処理に適しているのでしょうか?逆に無料ソフトが太刀打ちできないのはどういう場合でしょうか?調べてみたいと思います。

フリーの会計ソフトを使いこなすための条件

会計処理のフリーソフトはたくさんあるので、一般論になりますが、最低でも簿記三級程度の知識と初歩的なパソコン操作スキルが必要になるといわれています。簿記の知識があってパソコンも日頃から使っている方であれば、フリーの会計ソフトを試してみてもよいかもしれません。

ちなみに、簿記三級程度の知識を習得していれば、1日に1~2時間の勉強を1~2カ月続けるとマスターできると言われています。簿記の借方、貸方の意味、主要な勘定科目についての知識くらいは、身につけておくとよいでしょう。

フリーの会計ソフトの問題点

会計ソフトごとに機能はバラバラですが、一定規模の業務に利用するには、有料版にグレードアップしないと、フリー版の会計ソフトではどこかで限界がきます。

例えば、月間の仕訳数が制限されていて、売上が1日1個、仕入れが1カ月に1回程度で良いような高級品の販売会社しか使えないような機能制限がかけられていたり、また、数カ月分の会計データしか保存できない仕様となっていたりなどの機能です。有料版へのアップグレードをすることを前提に、気になる会計ソフトの使い勝手を確認するのであれば、フリー版は適しています。

また、フリーソフトを使って確定申告ができたとしても、多くのフリー版は開発会社のサポートを受けられません。そのため、不明なことが起これば、自力で解決する必要があります。

割り切って上手に使う方法として、フリーの会計ソフトによっては、銀行のデータを読み込んで自動仕訳をする機能があります。例えば業務形態上、現金取引が少なくほとんどが銀行決済ということであれば、仕訳作業が大変楽になります。

しかし、このような機能を持つソフトを現金取引の多い企業が使用すると、すべての現金取引は手入力しなければならなくなり、逆効果になります。その会計ソフトを使用することで、何の作業の効率を上げたいかをしっかりと意識しておくと、会計ソフトを使うか否かの判断もしやすくなるでしょう。

フリーの会計ソフトは使えるのか?

機能制限があることや、使用する側に簿記の知識が必要なことを考慮すると、フリーの会計ソフトで確定申告まですべてを対応するのは、現実的ではありません。

経理業務や会計業務に費やすコストを削減したいという気持ちもわかるのですが、お金の管理は非常に重要な部分です。有料版のソフトは確かにコストが発生しますが、確定申告の書類作成や日々の記帳、伝票管理に費やす時間を考えると、フリー版を使用するよりもはるかに効率的な場合もあるでしょう。

無料だからという安易な理由で会計ソフトを決めるのではなく、必要な機能が搭載されているか、自分の知識・スキルでも確定申告までできるかをしっかりと考えて、どの会計ソフトを使用するか見極めることが大切です。

参考URL:

自社のために4つの無料(フリー)クラウド会計ソフトの比較検討してみました
http://www.amelt.net/imc/entrepreneurship/2525/ 

初めての確定申告③会計ソフトの選び方【法人】http://iwanaga-tax.com/?p=606

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