確定申告での悩みを解決!飲食代、ドレス、スーツこんなものも経費に入れて良いの?

確定申告をすすめるので悩みになるのが「これって経費になるの?」というところですね。あちこちのセミナーでも「ドレスを買ったのですが、これって経費になりますか?」「パソコンを1年に2台買ったら税務署に怒られますか?」というような質問を受けます。経費になるのか、ならないのか?どのように判断すれば良いかについて書きます。

確定申告でドレスやスーツは経費として認められるの?
Photo by Leslie Duss

洋服、ドレス、スーツ、靴、これって経費にして良いの?

営業であればスーツで営業先にいく必要がありますね。このためにスーツを買えば経費になるでしょうか?
これは結論として難しいでしょう。この件は裁判にもなっており、昭和49年の京都地裁では「経費にならない」と判決がでています。
理由として
①誰もが一般的に必要であること
②個人の趣味嗜好が入ること
③耐用年数にかなりの個人差があること
一方で、同じ服でも店舗の制服など、明らかにプライベートでは利用できないものであれば経費として認められる可能性が高いです。
会社のロゴを印刷・縫い付ける等をし、会社の「制服」にすれば、経費として認められる可能性が高いです。普通のドレスや洋服の場合はプライベートで一切利用していないことを証明する、等が必要です。
一方で、ホステスのように、衣装がお仕事に絶対必要で、仕事で利用する可能性が低いものは経費として認められる可能性が高いです。

確定申告で居酒屋、レストラン、バー、キャバクラ、ゴルフ、お客様と一緒であれば経費になるの?

基本的な交際費の定義は次の通りです。

・支出の相手方が事業に関係のある者
・支出の目的が事業関係者との親睦の度を密にして取引関係の円滑な進行を図ること
・行為の形態が接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為であること

交際費というと、単に取引先や仕入れ先との酒食代のみでなく、お歳暮やお中元、接待ゴルフ費用などを含み、幅が広いです。

・取引先等を接待して飲食するための「飲食代」
・飲食等のために支払う「テーブルチャージ代」や「サービス料」「タクシー代」といった付随費用
・取引先等の業務遂行や行事参加の際に差し入れる「弁当代」
・飲食店等での飲食後、その飲食店等で提供された「お土産代」

経費になるかどうかですが

  • 事業に関連する支出であること
  • 支出を証明できる証拠があること
  • 常識・良識の範囲内であること

このような基準でチェックされます。
誰と行ったか、どのような内容だったか等を、税務署にきかれた時に答えられるように領収書の裏やカレンダー等にメモしておくのといいでしょう。
続けて、趣味との境界がむずかしい、DVD、映画、マンガの場合について書きます。

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工藤博樹

カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。 ‘00 東京工業大学修士課程修了 ’00-08日本IBM グローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当。’08 INSEAD MBA取得。欧州経営戦略事務所にて金融、製薬、製造業の大手企業向けに経営戦略をコンサルティング。'10年Locondo.jp立ち上げ。’11年スローガン新規事業パートナー、GREEグローバルアライアンス担当を務めた後 '12年2月にリブ株式会社で経理サービスを開始。