資産

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By: 陳 ポーハン

-自社ビルがいいの?賃貸がいいの?-

会計上の資産は一般的に財産と言われる現金、預金、有価証券、商品、土地、建物が含まれます。

それ自体に価値があり、換金できるものを指します。

会計上の資産には、財産の他にも権利や、将来の収益獲得に役立つ潜在的能力がある項目を計上します。

例えば、未収収益や繰延資産です。

未収収益は既に役務の提供をした場合に代金を受け取っていないケースに認識します。

通常は換金できませんが、会社にとっては後に収益と交換できるので、資産として認識します。

資産は貸借対照表上、上から流動資産、固定資産、繰延資産に分類して記載します。

そのまま通常は換金価値の高い順となっています。

  1. 流動資産
    換金価値の高いというよりずばり現金そのものからスタートし、一年以内に決済可能な預金、売掛金、受取手形、商品と続きます。固定資産に比べて流動性資産が多い企業は、支払い能力が高いと言えるでしょう。
  2. 固定資産
    長期にわたって使用し、直ぐに換金の予定がない資産を計上します。機械や車、PC、土地、船、営業権、特許権が入ります。資金繰りに困った会社は固定資産を売却する傾向にあるので、得意先が固定資産を減らしていたら注意が必要です。営業に必須の機械等を売っている場合もあるのです。
  3. 繰延資産
    企業が創立するまでに要したコスト(創立費)や、株式発行に要したコスト(新株発行費)などのように、その支出の効果が当期だけのものでなく、将来にわたって長期的に発現すると見込まれる特定の費用をいいます。

表題の自社ビルと賃貸とどちらがいいかは、自宅を購入する場合と同様にどちらも一長一短あります。

しかし、個人的には賃貸がいいと考えます。

かなりお金が余っている場合を別にして、融資を受けなければビルは建ちません。

建設する自社ビルを担保に銀行にお金を借りた場合、業績が悪化した場合には銀行にビルを取られてしまいます。

そのまま一気に倒産というケースもあります。

一方で賃貸の場合は事業縮小に合わせて賃貸スペースの縮小等で調整がききます。

固定資産税の支払いもなく、面倒なビルメンテナンスも管理会社が行ってくれ、老朽化してくれば引っ越せばいいのです。

本業に専念するために、ビルの運営等は不動産業の方に任せればいいのではないかと思います。

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