決算書

印刷されたグラフの写真

皆さんよくご存知の決算書について今日は書いてみます。

よく耳にするけれど、決算書とはそもそもどの書類のことで、何を表しているのでしょうか。

(ちなみに、税法では決算書、証券取引法では財務諸表、商法では計算書類と呼びます。)

決算書は企業の通信簿のようなもので、一定の会計期間の下での成績を数値基準で示したものです。

法律により求められている形式や詳細は異なり、金融商品取引法上では財務諸表、会社法では計算類、税法では法人税申告書の添付資料の位置づけです。

決算書は一般的には次の4つの表を指します。

  1.  貸借対照表
  2.  損益計算書
  3.  株主資本等計算書
  4.  キャッシュフロー計算書

また、個別の会社のみで作成するのか、連結会社も含めて作成するのかは、その目的により異なります。

売上を拡大するために押し込み販売をしたり、不良在庫を子会社に大量に売りつけ、親会社の決算書を粉飾する事象がかつて発生しました。

そのため、支配関係のある子会社も連結して、親子会社間取引は相殺して決算書を作るよう規制されました。

主として、投資家保護の観点からなので、金融商品取引法により規定されています。

会計を規定している法律と、連結・個別それぞれの必要な決算書は以下になります。

会社法 金融商品取引法 法人税法
連結決算書 連結貸借対照表
連結損益計算書
連結株主資本等計算書
連結貸借対照表
連結損益計算書
連結株主資本等計算書
連結キャッシュフロー計算書
連結附属明細表
該当なし*2
個別計算書 貸借対照表
損益計算書
株主資本等計算書
個別注記表
事業報告
付属明細書
貸借対照表
損益計算書
製造原価明細書
株主資本等計算書
(キャッシュフロー計算書)*1
付属明細表
貸借対照表
損益計算書
株主資本等計算書
勘定科目内訳表
事業等概況報告書

*1 連結財務諸表を作成する場合不要

*2 連結納税制度は別途有

Next: 貸借対照表(BS)今後は財政状態計算書と呼ばれる:銀行がチェックする決算書